髪の毛について (内部編)

福岡 天神の美容師 サテライト鶴田です。


今日は、髪の毛の中身についてわかりやすく書きたいと思います。


「痛んでる」 「色が入らない」 「パーマがかからない」 「ブリーチするとどうなるか」 など髪の毛の問題って目に見えるところ意外ってなかなかわからないですよね。



汚い絵ですが、わかりやすく書くと




髪の毛を 巻き寿司で例えます

そして


髪の毛内部は、このような構造になってます


お米の部分 →コルテックス


役割:髪の毛の大部分の中身を占めていて、栄養分がたくさん詰まっています。

無くなったり少なくなってくると

・カラーの色もちが悪くなる 

 原因→栄養分が少なくなってくることによって隙間ができて流れ出てしまう

・パーマがかかりづらい

 原因→パーマをかける時は、この部分にパーマ液が作用するため、少ないとかかりづらくなることがある。同じようにブリーチなどの急激なハイダメージ毛にするとお米(コルテックス)自体がなくなってしまうので、かけられません。

・髪が乾きづらい

 原因→お米がなくなることによって空洞ができて水分量が多くなっている。痛んだ髪が乾きづらいのはそのためです。




具の部分 → メデュラ


現代の毛髪科学をもってしてでも、はっきりとした役割がわかってない部分です


具(メデュラ)がある髪の毛とない髪の毛もあるそうですが


断熱効果 光の反射 潤い 強度を保つ といったことはわかっているそうです。


なんたって、ミクロサイズのその内部の世界ですからね・・


わかり次第報告しますね!!




最後に、


皆さんが痛んでいるからといってトリートメントをしますよね。


でもサロン帰りはルンルンな気分になっても、一時的なもので2〜3週間で髪の指通りが悪くなり、憂鬱な気分になると思います。



それもお米(コルテックス) を擬似化した栄養を入れているだけだからなのです。



でも、そのトリートメントで補った栄養はどこから出ていっちゃうの??


そこはまた次回、お伝えします!



hair stylist keisuke tsuruta

NISTA hair stylist  鶴田 佳佑

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